定期テスト勉強だけでは受験に間に合わない|中高生が進めたい「2軸勉強」

定期テストと受験勉強は2軸で進める

定期テストが近づいたら、学校ワークを進めてテスト範囲を勉強する。テストが終わったら、また学校の授業に合わせて勉強する。

定期テストに向けた勉強は大切です。ただ、それだけを繰り返していると、受験に向けた勉強がなかなか進みません。

中学生・高校生の勉強には、大きく分けて2つの軸があります。

「定期テストに向けた勉強」と「受験から逆算した勉強」です。

この2つを分けて考え、時期によって比重を変えながら進めていきます。

目次

中高生の勉強には「2つの軸」がある

1つ目は、定期テスト軸です。

学校で現在習っている範囲を中心に、次の定期テストに向けて勉強します。学校ワークや教科書、プリントなどを使い、テスト範囲を仕上げていきます。

もう1つは、受験勉強軸です。

こちらは学校の現在の授業範囲ではなく、志望校や受験時期から逆算して、「今、何を進める必要があるか」を考えます。

たとえば英単語や英文法を進める。数学の基礎範囲を先へ進める。高校生であれば、必要な受験科目を学校の進度とは別に進めることもあります。

学校で今やっている勉強と、受験のために今やるべき勉強は、必ずしも同じではありません。

定期テストで良い点を取るために勉強していても、それだけで受験勉強まで十分に進んでいるとは限りません。

キリンジ先生

定期テストの勉強と、受験から逆算した勉強。まずはこの2つを分けて考えます。

定期テスト2〜3週間前は、定期テスト軸の比重を上げる

キリンジ学習塾では、定期テストの2〜3週間前を一つの目安として、定期テスト対策の比重を上げます。

ただし、始める時期を一律に決めているわけではありません。中間テストと期末テストでは科目数が違うこともありますし、学校ワークの進み具合や現在の理解度によっても、必要な勉強時間は変わります。

テストまでの残り時間と、やるべき勉強量を見ながら切り替えます。

定期テストが近づけば、学校ワークや教科書、プリントなど、実際のテスト範囲を優先します。

受験勉強が大切だからといって、定期テストを無視して受験用の参考書だけを進めればいいわけではありません。

特に中学生は、高校入試で学校の成績が関係する場合があります。高校生でも、推薦などを考える場合は学校成績が重要になります。

定期テストには、定期テストとしてしっかり取り組みます。

定期テストが終わったら、受験勉強軸に戻る

大切なのは、定期テストが終わったあとです。

テストが終わると、次の定期テストまでは学校の宿題だけをこなしている、という状態になることがあります。

この期間に受験勉強を進めなければ、必要な学習が後ろへずれていきます。

英語なら英単語や英文法、数学なら基礎範囲の学習など、受験に向けて早めに進めておきたいものがあります。高校生であれば、学年や志望校によっては理科や社会などの受験科目も進めます。

何を優先するかは生徒によって違います。

共通しているのは、定期テストが終わったら、次の定期テストを待つのではなく、受験から逆算した勉強へ戻ることです。

キリンジ先生

定期テストが終わったら、受験勉強軸へ戻ります。

受験勉強軸では、学校の進度に関わらず必要なところから進める

受験勉強軸では、優先順位を定め、基本的に学校の進度に関わらず必要なところからどんどん学習を進めます。

英単語や英文法、数学の基礎範囲など、受験までに早めに進めておきたいものは、学校でまだ習っていなくても先に取り組みます。

受験範囲を早めに一通り進めておけば、その後にもう一度学習したり、問題演習を重ねたり、より難しい内容に取り組んだりする時間を確保できます。

ただし、速ければ速いほどよいという意味ではありません。何を優先するか、どのくらいのペースで進めるかは、志望校や現在の学習状況によって変わります。

「2軸勉強」は、半分ずつ勉強するという意味ではない

2軸といっても、定期テスト勉強と受験勉強をいつも同じ割合で進めるわけではありません。

定期テスト直前なら、ほとんどの時間を定期テスト対策に使うこともあります。逆に、定期テストが終わったあとは、受験勉強を中心に進める時期になります。

2つの軸の比重は、生徒によっても違います。

高校生の場合、一般選抜に絞り、評定を入試で使わないなど、定期テストの優先順位を下げるケースもあります。

学年・志望校・入試方式によって、2つの軸の比重は変わります。

全員が同じ割合で勉強するのではなく、その時点で何を優先すべきかを考えて配分を変えます。

キリンジ先生

「2軸」は50:50という意味ではありません。時期によって比重を変えます。

今、何のための勉強をしているのかを分けて考える

普段の勉強を、

「これは次の定期テストのための勉強なのか」

「これは受験に向けて進めている勉強なのか」

と分けて考えてみてください。

定期テストが近づけば、定期テスト対策の比重を上げる。テストが終われば、受験勉強軸へ戻る。

キリンジ学習塾の学習会議でも、目標と現在地を確認しながら、定期テストに向けて何をするのか、受験に向けて何を進めるのか、その時点での優先順位を整理しています。

定期テスト軸と受験勉強軸。この2つを持ち、必要に応じて比重を切り替えながら進める。

受験までの勉強を考えるうえで、基本となる考え方です。

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