理科の勉強は、何から始めればいい?

「理科の勉強は 何から 始めればいい?」と書かれた、理科の勉強法に悩む生徒のイラスト

理科の勉強は、まず何から始めればよいのでしょうか。

理科には、用語や公式など、覚えなければならないことがたくさんあります。一方で、覚えた知識を使って計算したり、現象の仕組みを説明したりする力も必要です。

おすすめしたいのは、まず基礎的な参考書や問題集をしっかり仕上げ、基本事項を覚えながら問題演習を繰り返すことです。

今回は、中学生・高校生それぞれにおすすめの教材を紹介しながら、理科の勉強の始め方を説明します。

目次

理科の基礎は、まず1冊を完璧にしよう

理科の参考書や問題集には、さまざまな種類があります。

今回紹介する教材はキリンジ学習塾でもおすすめしているものですが、必ずしも同じ教材を使う必要はありません。基礎的な内容をしっかり学べる教材であれば、自分に合ったものを選んで大丈夫です。

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大切なのは、何冊もの教材に手を広げることではなく、まず1冊をしっかり仕上げることです。

理科では、最初からすべての原理や仕組みを深く理解しようとすると、なかなか先に進めないことがあります。

例えば、化学なら元素記号や化学式、生物なら細胞や器官の名称など、まず覚えておきたい基本事項があります。物理でも、法則や公式を学んだら、実際に問題を解きながら使い方を身につけていきます。

最初は十分に理解できていなくても、問題を解いた後に説明を読み直すと、理解が進むことがあります。

基本事項を覚え、問題を解きながら理解を深めていく。 これが理科の基礎学習の基本です。

暗記と理解の関係については、「理解してから覚える?先に覚えた方が分かることもある」でも詳しく説明しています。

中学生は『やさしい中学理科』から始めよう

中学生におすすめしたいのが、学研の『やさしい中学理科』です。

この参考書は、中学3年間の理科を129講に分けて学習できる構成になっています。先生と生徒の会話形式で説明されており、初めて学ぶ内容でも取り組みやすい教材です。

各講には「Check問題」が用意されているので、説明を読んだら問題を解き、基本事項を確認していきます。

ここで、ぜひ活用してほしいものがあります。

それが、本体から取り外せる別冊の「掲載問題集」です。

この別冊には、本体に収録されているCheck問題がすべてまとめられており、詳しい解答解説も付いています。

まずは本体の説明を読みながらCheck問題に取り組みましょう。分からなければ解説を確認し、用語や基本事項を覚えていきます。

そして、学習した範囲を別冊の「掲載問題集」で繰り返し確認します。答えられなかった問題は解説や本体に戻って確認し、もう一度自力で解いてみましょう。

目標は、全129講のCheck問題に、何も見ずにすべて答えられるようになることです。

最初から全部できる必要はありません。何度も繰り返しながら、少しずつ答えられる問題を増やしていきましょう。

基本事項を身につけたら、次は高校入試に向けた問題演習です。

おすすめは、旺文社の『きちんとこれだけ公立高校入試対策問題集 理科』です。

この問題集は、公立高校入試の標準的な問題を中心に収録しています。『やさしい中学理科』で覚えた知識を使い、実際の入試問題に取り組みましょう。

問題を解いて分からないところがあれば、『やさしい中学理科』に戻って確認しても構いません。

まず基本事項を身につけ、その後に標準問題へ進む。この順番がおすすめです。

高校生は、講義系参考書と問題集を組み合わせよう

高校理科では、中学理科よりも学習内容が専門的になり、計算問題などの難易度も上がります。

高校生におすすめしたいのは、講義系参考書で基本的な内容を学び、問題集で使えるようにする進め方です。

講義系参考書としておすすめなのが、学研の『宇宙一わかりやすい』シリーズです。(※リンクは理論化学)

物理や化学などの内容を、豊富な図やイラストを使って説明しており、初めて学ぶ単元でも仕組みをイメージしやすくなっています。

まずは説明を読み、基本的な考え方をつかみましょう。収録されている確認問題にも取り組み、学んだ内容を確かめていきます。

そして、問題演習には『リードα』や『セミナー』などがおすすめです。

これらは高校で配布されることも多い問題集です。すでに学校で使っているものがあれば、無理に別の問題集を購入する必要はありません。

基本事項の確認から入試を意識した問題まで幅広く収録されていますが、最初から難しい問題をすべて解く必要はありません。

まずは基本問題や典型問題を、自力で解けるようになるまで繰り返しましょう。

分からなければ解説を読み、それでも理解できなければ講義系参考書に戻って確認します。解説を読んで納得したら、解説を閉じてもう一度自力で解いてみてください。

高校理科では、基礎を身につけた後にどのレベルの問題へ進むかが、志望校や入試で必要な科目によって変わってきます。

まずは基礎的な知識と典型問題をしっかり身につけることを優先しましょう。

なお、大学受験に向けて理科の勉強を本格的に始める時期については、「【高2秋】数英が一通り進んだら、理科の受験勉強を始めよう」でも説明しています。


理科の勉強を始めるなら、まずは基本事項を覚え、それを使って問題を解くことから取り組みましょう。

今回紹介した教材以外でも構いません。大切なのは、参考書や問題集を何冊も終わらせることではなく、学んだ内容を自分で使えるようにすることです。

まずは手元の基礎教材をしっかり仕上げ、自力で解ける問題を増やしていきましょう。

キリンジ学習塾では、生徒の学力や目標に合わせて教材を選び、学習の順番や進め方を決めています。

学習の進め方にお悩みの方は、7日間無料体験をご利用ください。

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