英単語を覚えるとき、「何回も書いた方が覚えられる」と言われたことがある人も多いと思います。
英単語を書くこと自体が、悪い勉強法というわけではありません。手を動かして書くことには、暗記に有効な面もあります。
ただし、すべての英単語を同じように何回も書く必要はありません。特に、長文を読むために数千語を覚えるのであれば、一語ずつ何回も書いていては、なかなか先へ進めません。
大切なのは、英単語を何のために覚えるのかに合わせて、勉強法を使い分けることです。
リーディングのための数千語を、全部書いていたら終わらない
高校受験や大学受験のリーディングでは、数千語の英単語を覚えていく必要があります。これだけの数を、一語につき10回、20回と書いていたら、単語帳を一通り進めるだけでもかなりの時間がかかります。
しかも、英単語は一度覚えれば終わりではありません。忘れた単語を何度も思い出しながら、少しずつ定着させていきます。
そのため、一つの単語に長い時間をかけるより、多くの単語を何度も繰り返せる進め方の方が向いています。
キリンジ学習塾では、リーディングのための英単語は、テストと音読を中心に進めています。
単語を見て意味を思い出し、分からなかった単語を確認して音読する。そして、またテストします。
一語ずつ何回も書くよりも、短い時間で多くの単語を繰り返し確認していきます。
キリンジ先生数千語を覚えるなら、一つずつ完璧にしてから進むより、まず広く進めて何度も戻ってきましょう。


「見ながら書く」と「何も見ずに書く」は違う
もう一つ大切なのが、「書く」の中身です。
英単語を見ながら、そのままノートに10回書く。これは手を動かしてはいますが、答えを見ながら覚えるインプットです。
一方で、日本語の意味だけを見て、英単語のスペルを何も見ずに書いてみる。これは、覚えたものを自分で取り出すアウトプットになります。
暗記では、覚えようとするだけでなく、実際に思い出せるかを確かめることが重要です。
書くのであれば、ただ何回も写すだけではなく、何も見ずに書けるかをテストしましょう。
書ける必要がある単語は、書いてテストする
もちろん、英単語を見て意味が分かれば十分とは限りません。
学校の小テストや定期テストでは、スペルまで正しく書くことを求められることがあります。英作文でも、自分で単語を書く必要があります。
その場合は、実際に書けるかを確認する練習が必要です。
日本語や意味を見て、英単語を何も見ずに書いてみる。間違えたら確認して、もう一度書けるか試します。
必要なのは、「10回書いた」という記録ではなく、何も見ずに書ける状態にすることです。



スペルまで必要なら、「何回書いたか」ではなく「見ずに書けるか」で確認します。
英単語は、目的に合わせて覚え方を変える
英単語は、「書いて覚えるべき」「書かなくていい」と一律に決めるものではありません。
長文を読むための数千語なら、テストと音読を繰り返し、見たときに意味が分かる単語を増やしていく。
学校の小テストや定期テスト、英作文などでスペルまで必要なら、実際に書けるかをテストする。
必要なことが違えば、勉強法も変わります。
「何回書いたか」ではなく、「何のために覚えるのか」「どこまでできる必要があるのか」に合わせて、英単語の勉強法を使い分けましょう。


キリンジ学習塾では、英単語も一度覚えて終わりではなく、テストと反復を使いながら学習を進めています。
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