特訓とは何か。できるつもりを、本当にできるに変える時間

特訓とは何かという見出しと、問題演習に取り組みながらできることを増やす生徒の様子を表したキリンジ学習塾の記事アイキャッチ画像

授業を聞いて「わかった」と思ったのに、テストになると解けない。

解説を読んだときは納得したのに、次の日には忘れている。

一度はできたはずなのに、少し形が変わると手が止まる。

勉強では、こうしたことがよく起こります。

原因は、理解していないからとは限りません。
むしろ、「わかった」あとに、自分で解き直し、確認し、反復する時間が足りていないことが多いです。

キリンジ学習塾の特訓は、授業を聞いて終わる時間ではありません。
ただ自習させる時間でもありません。

自分で解く。
できる・できないを確認する。
間違えたところを直す。
もう一度やる。
必要なところだけ講師が声をかける。

このサイクルを通じて、できるつもりを、本当にできるに変える時間です。

目次

この記事で分かること

・特訓とは何か
・特訓と授業、自習の違い
・なぜテストを使うのか
・特訓でどのように「できる」を増やすのか
・英単語特訓や数学特訓の考え方
・特訓が自走力につながる理由

よくある誤解と、キリンジ学習塾の考え方

よくある誤解キリンジ学習塾の考え方
特訓=ただの自習やること・手順・到達ラインを明確にした実践型の学習時間
特訓=先生が教えてくれない必要なときは講師が声をかけ、進め方や考え方を修正する
テスト=高得点を取るためのものできるところと、まだ止まるところを仕分けるためのもの
分からない問題は時間をかけて考えるべきまず確認し、解説を読み、再挑戦することで前に進める
たくさん授業を受ければできるようになるわかった後に、自分で解き直し・反復する時間が必要

特訓は、放置ではありません。
一方で、一方的な授業でもありません。

講師がすべてを説明し続けるのではなく、生徒自身が手を動かしながら、できることを増やしていく時間です。

キリンジ先生

特訓は「自習させて終わり」ではありません。やることを明確にし、できる・できないを確認しながら、必要なところをその場で修正していく時間です。

特訓は、アウトプットから始める学習です

多くの勉強は、インプットから始まります。

授業を聞く。
参考書を読む。
説明を受ける。
動画を見る。
ノートにまとめる。

もちろん、インプットは必要です。

ただし、インプットだけでは、本当にできるようになったかは分かりません。

大切なのは、実際に解いてみることです。

覚えたつもりの英単語を、テストしてみる。
理解したつもりの数学を、自分の手で解いてみる。
読んだだけの解説を、何も見ずに再現してみる。

そこで初めて、「できるつもり」と「本当にできる」の違いが見えてきます。

特訓では、できるだけ早くアウトプットに入ります。

最初から完璧にできなくて構いません。
むしろ、できないところを見つけるためにアウトプットします。

できるところは、どんどん進める。
止まるところは、解説を読む。
必要なら講師が声をかける。
そして、もう一度やる。

このサイクルが、特訓の中心です。

テストは、点数を競うためではなく仕分けるために使う

特訓では、テストを使います。

ただし、ここでいうテストは、学校の定期テストのように点数を競うためのものではありません。

目的は、仕分けです。

今できるもの。
まだあいまいなもの。
まったく覚えていないもの。
解説を読めば進められるもの。
前の単元に戻る必要があるもの。

これらを分けるために、テストを使います。

たとえば英単語であれば、すでに覚えている単語に何度も時間を使う必要はありません。
覚えていない単語、反応が遅い単語、意味があいまいな単語に時間を使うべきです。

数学でも同じです。

すでに解ける問題を何度も眺めるより、手が止まる問題を見つけ、解説を読み、もう一度自力で解けるようにすることが大切です。

テストは、できないことを責めるためのものではありません。

どこに時間を使うべきかを見つけるためのものです。

キリンジ先生

特訓のテストは、点数を取るためではありません。今の自分に必要な学習を見つけるためのものです。

特訓の基本サイクル

特訓では、科目や内容によって細かい進め方は変わります。

ただし、基本の流れは共通しています。

1. 今日やることを明確にする

まず、取り組む範囲を決めます。

英単語なら、どの範囲をテストするのか。
数学なら、どの単元を進めるのか。
英文法なら、どの項目を確認するのか。

ここが曖昧なまま始めると、勉強はぼんやりします。

特訓では、「今日は何をやるか」を明確にしてから始めます。

2. まず解く・テストする

次に、アウトプットします。

テストする。
問題を解く。
自分の手で答えを出す。

分からない問題があっても、それ自体は問題ではありません。

大切なのは、今どこで止まるのかを見つけることです。

3. 解説を読む・確認する

できなかったところは、解説を読みます。

ここで大切なのは、ただ答えを写すことではありません。

なぜその答えになるのか。
どの知識を使うのか。
どこで自分は止まったのか。
次に同じ問題が出たら、何を思い出せばよいのか。

ここを確認します。

必要に応じて、講師が読み方や進め方を指示します。

4. もう一度やる

解説を読んで終わりではありません。

もう一度やります。

英単語なら、間違えた単語を音読し、再テストします。
数学なら、解説を見て理解したあと、何も見ずにもう一度解きます。
英文法なら、間違えた問題を確認し、似た問題でもう一度使えるかを見ます。

ここで初めて、理解が少しずつ定着に変わっていきます。

5. 必要なところを反復する

一度できたからといって、完全に身についたとは限りません。

時間を置いてもう一度やる。
似た問題で確認する。
間違えたものだけを周回する。
できるものは省き、苦手なものに集中する。

この反復によって、できることが増えていきます。

英単語特訓では、テストと音読を回転させる

英単語特訓では、テストの回転数を大切にします。

「覚えてからテストする」のではありません。
まずテストして、覚えている単語と覚えていない単語を分けます。

分からない単語は、考え込みすぎずに飛ばして構いません。
目的は高得点を取ることではなく、覚えるべき単語を見つけることだからです。

その後、間違えた単語や反応が遅い単語を音読します。
英語を見て、日本語の意味を確認する。
音声を使いながら、声に出して反復する。
そして、もう一度テストする。

テスト。
音読。
再テスト。

この回転を増やすことで、暗記の密度が上がります。

大切なのは、すでに覚えている単語に時間を使いすぎないことです。
覚えていない単語に絞って、何度も回すことです。

数学特訓では、解説を読んでから自力で再現する

数学特訓では、体系的に単元を積み上げることを大切にします。

いきなり難しい問題に飛び込むのではありません。
前提となる知識を確認しながら、順番に進めます。

ただし、数学でもインプットだけでは足りません。

例題を読む。
解説を理解する。
そのあとに、自分の手で解けるかを確認する。

ここが重要です。

数学でよくあるのは、解説を読んだときには分かった気がするのに、自分で解こうとすると手が止まることです。

それは、まだ自分で再現できる状態になっていないということです。

特訓では、

解いてみる。
分からなければ解説を読む。
解説を見ながら一度完成させる。
次に、何も見ずにもう一度解く。
できなければ、また戻る。

この流れを大切にします。

ただ答えを覚えるのではありません。
なぜその解き方になるのか。
どの知識を使っているのか。
どこで手が止まりやすいのか。

ここまで確認することで、数学の力は少しずつ積み上がります。

特訓は、放置ではない

特訓は、自分で手を動かす時間です。

そのため、見た目だけを見ると「自習」に近く見えるかもしれません。

しかし、特訓は放置ではありません。

やることが決まっている。
進め方が決まっている。
到達ラインがある。
テストで状態を確認する。
必要に応じて講師が声をかける。
やり方がずれていれば修正する。

この仕組みがあります。

たとえば、問題を前にしてずっと止まっている。
効率の悪い覚え方をしている。
解説を読まずに答えだけ見ている。
同じところで何度もつまずいている。
集中が切れている。

こうした場合には、講師が必要に応じて声をかけます。

つまり、特訓は「全部自分で勝手にやってください」という時間ではありません。

基本は自分で進める。
でも、必要なところは支える。

このバランスが、特訓の特徴です。

キリンジ先生

特訓では、先生がずっと説明し続けるわけではありません。だからこそ、生徒自身が手を動かす時間が増えます。必要なところは、講師がその場で支えます。

特訓で身につく力

特訓で身につくのは、知識だけではありません。

勉強の進め方そのものが身についていきます。

分からないところを見つける力。
解説を読む力。
もう一度やり直す力。
できるまで反復する力。
できるものを省き、苦手なものに集中する力。
必要なときに質問する力。

これは、まさに自走力につながる力です。

自走力とは、一人で全部できる力ではありません。
必要な助けを使いながら、自分で学習を前に進める力です。

特訓では、その力を実際の学習の中で育てます。

授業でわかったことを、本当に使える状態にする。
学習会議で決めたことを、実際にやりきる。
逆授業で説明できるところまで持っていく。

その中間にある実践の時間が、特訓です。

まとめ

特訓は、ただの自習ではありません。
一方的な授業でもありません。

やることを明確にし、
自分で解き、
できる・できないを確認し、
解説を読み、
もう一度やり、
必要なところを反復する。

このサイクルを通じて、できるつもりを、本当にできるに変えていく時間です。

キリンジ学習塾では、授業をたくさん受けることよりも、わかった内容を自分で使える状態まで持っていくことを大切にしています。(参考記事:なぜキリンジ学習塾は「授業中心」にしないのか

そのために、学習会議でやることを整理し、
特訓で実際に手を動かし、
逆授業で説明できるかを確認します。

「授業を受けてもテストで解けない」
「勉強しているのに定着しない」
「同じ問題で何度もつまずく」
「一人ではやりきれない」

そう感じている方は、まずは無料体験で、キリンジ学習塾の特訓を体験してください。

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