国語(現代文)が読めないなら、まず「語彙」を増やそう

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国語(現代文)の文章が読めないとき、読解問題をたくさん解くことが解決策とは限りません。

まず確認したいのは、文章に出てくる言葉の意味を理解できているかどうかです。語彙が不足しているなら、読解問題を増やす前に、言葉を覚える学習を優先してみましょう。

目次

昔の国語の教科書が簡単に読める理由

例えば、今、中学3年生の生徒が中学1年生の国語の教科書を読んだらどうでしょうか。

国語が苦手な生徒でも、当時より簡単に読めることが多いはずです。小学生の教科書なら、さらに簡単に感じるでしょう。

高校生も同じです。中学生のときに難しいと感じていた文章が、今ではずっと読みやすくなっていることがあります。

その大きな理由の一つが、語彙力の増加です。

日本語は英語と違い、日常生活の中でも自然に新しい言葉を覚えていきます。特別に語彙の勉強をしていなくても、数年前より理解できる言葉は増えているのです。

一方、今の学年の国語の文章になると、難しく感じることがあります。

学年が上がるにつれて、日常会話ではあまり使わない言葉や、抽象的な意味を持つ言葉が増えていくからです。

日本語を普通に話せることと、国語の文章を正確に理解できることは別です。知らない言葉が多ければ、それだけ文章も難しく感じられます。

日本語は「何となく分かる」から厄介

英語の長文を読んでいて、知らない単語が出てきたら、自分がその単語を知らないことに比較的簡単に気づけます。

ところが、日本語は少し事情が違います。

例えば、「客観的」「抽象的」「普遍的」といった言葉。見たことはあっても、正確な意味を説明できるでしょうか。

漢字から意味を想像できたり、前後の文章から何となく理解したつもりになったりすることがあります。

しかも、その解釈が間違っていても、気づかないまま読み進めてしまうことがあります。

知らない言葉だけでなく、意味を間違えて覚えている言葉も、読解を妨げる原因になります。

キリンジ先生

「見たことがある言葉」と「意味が分かる言葉」は違うよ。

読解問題を増やす前に、語彙を覚えよう

文章に出てくる言葉の意味が分からないまま、読解問題を何題も解いても、なかなか内容を理解できません。

語彙が不足しているなら、語彙専用の参考書や問題集を使って、言葉そのものを覚える学習に取り組んでみましょう。

キリンジ学習塾でも、語彙専用の参考書・問題集を使って学習を進めています。さらに、特訓ではDr.okkeを使ったテストを繰り返し、言葉の意味を覚えていきます。

言葉の意味を一度読んで理解しただけでは、時間がたつと忘れてしまうこともあります。テストで繰り返し思い出し、定着させることが大切です。

もちろん、語彙力だけですべての文章が読めるようになるわけではありません。文章の構造を理解したり、筆者の主張を読み取ったりする練習も必要です。

ただ、その練習を進めるためにも、まずは文章に出てくる言葉を理解できるようにしておきましょう。

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